この記事を読んでいる方は、免許が取り立ての方や、ペーパードライバーの方かと思います。
また、車線変更をしようと思ったが、クラクションを鳴らされたとか、妨害されたとか。
とにかく、車線変更にビビっている方という前提でお話しますね。
私は、よく一般的に言われている車線変更を色々と試しました。
しかし、どれも上手くいかなかったのです。
クラクションを鳴らされたり、入れてくれなかったりしたのです。
ですが、一般的に言われている事と、逆の事をしたら、スムーズに車線変更ができるようになりました。
ですので、一般的な方法で上手くいってない場合は、このような方法もあるという事で参考にして下さいね。
尚、お時間がない方は、一番下の<まとめ>の箇所をサラッとお読み下さいね!
ペーパードライバー歴20年の私がおススメする、車線変更のコツとは?
さて、私は、ペパードライバー歴が20年でした。
東京で運転する必要はなく、また車より電車の方が便利なので、必要性が全くなかったのです。
まあ、実家がある群馬県に里帰りした時に、1年に一回位運転しましたけどね。
なぜなら、群馬では、車が無い事は死を意味するからです(笑)
どの位、不便なのかは、興味があれば下記記事を読んで下さいね!
https://he-sounanda.com/2018/04/08/tokkyu/
しかし、40歳になって、オーストラリアのメルボルンに移住する事になり、ペーパードライバーからイキナリ交通量が激しく、しかも運転が超乱暴な地域で、毎日運転する羽目になったのです。
皆さん、オーストラリアってのんびりしているイメージを持っていますよね?
それは、正解であり、不正解です。
日本と同じく、地域によりますね。
例えば、名古屋は運転が荒くて有名ですよね。
また、東京で運転するのと、沖縄で運転するのは、全く違いますよね?
それと同じ事です。
だいたい、田舎はのんびりしていますけど、都会のメルボルンは違いますよ。
(同じメルボルンでも都心に近い地域ですね。外れはのんびりしてますが)
マジ、運転が半端なく乱暴で意地悪。
右折をする時に、目の前から車が来ているのに、後続車から早く行けとクラクションを鳴らされるし、車線変更も強引に割り込まないと入れてくれないしね。
だから事故が多いんだよ!
その証拠に、メルボルンからブリスベンに移ったら、同じ保険会社なのに、保険が30%以上安くなりましたから。
半端ねえ危険地帯だな、あそこ。
という事で、車線変更の難易度は、地域によって違います。
交通量の多い都会の方が、圧倒的に難易度が上がります。
引っ切り無しに車が来ますからね。
車線変更には、いろんな方法があるから、自分のやり易い方法を選ぼう!
さて、やはり移住する前に、おさらいしておこうと思い、東京でペーパードライバーに特化した講習を受けました。マンツーマンで6時間講習で8万円位でしたね。
そこで、車線変更を習ったのですが、その方の教えは、こうでした。
- 車線変更をしたいと思ったら、まずはウインカーを点灯する
- ドアミラーを見て、車がすっぽり入っている事を確認する
- 3秒かけて車線を変更する
うーん。
正直いって、この方法は、危ないと思います。
なぜなら、目視をしないから。
この方が言うには、特にペーパードライバーは目視に気を取られてしまうので、運転が余計に危なくなるそうです。
だから、目視をしなくても良いと言われましたが、これは実際にやったら危なかったので、個人的にはおススメできません。
車がぽつぽつとしか走ってない所なら、これもアリだと思います。
しかし、車が引っ切り無しに流れている所では、目視をしないと危険です。
だから、車が多い都会では、これは通用しませんね。
東京の路上で講習しましたが、そんなに混んでいる時間帯ではなかったので、全く実用的ではなかったです。
- まずは車線変更をする車線を確認する
- 車線が変更できそうな間があったら、ウインカーを点灯する
- ドアミラーを確認して、目視、車線変更する
うーん。
これもよく言われている方法ですが、賛成できませんね。
なぜならば、車線変更ができそうな間を確認してから、ウインカーを点灯するからです。
では、引っ切り無しに車が来ていて、車線変更ができそうな間が空かなかった時は、どうするんでしょう?
そんな事をしていたら、目的の場所で左折や右折ができなくなってしまいます。
だから、これも、比較的混んでいない時間帯ならば有効だと思いますが、混んでいたら使えませんね。
- 車線変更をする隣の車を確認する
- ウインカーを出しながら、加速して、その車を追い越す
- 十分に追い越したのを確認したら、車線変更をしてその車の前に入る
うーん。
これ、加速するのに十分な間があればよいですけどね。
前方車との車間距離が詰まっている時は、どうするんでしょうか?
後ですね、私も追い抜き車線変更を何度か試みたんですが、これは、隣の車の怒りを買う方法なんですよ。
なぜなら、人間の心理として、自分と同じ隣の位置、又は、自分よりも後方にいた車に抜かれる事を好ましく思わないからなんです。
この心理状態は、何かの本で読んだのですが、凄く納得がいきましたね。
なぜなら、追い抜き車線変更を試みて、何度か怒りをくらったからです。(笑)
それでは、どのようにすれば、相手の怒りを買わずに、心地よく車線変更ができるのか。
その方法をお伝えしますね。
- 車線変更をする隣の車と並びながら走る
- ウインカーを3秒間出す。
- 少し減速しながら、目視して車線変更をし、並んだ隣の車の後ろに入る
はい、わかりにくいですね。
下手くそな図を描いてみたので、参考にして下さい。(笑)
赤い車が、あなたですよ!
勿論、バックする訳ではありません。
隣に並んだ青い車は、そのままの速さで走っており、あなたは少し減速したまま車線変更するので、イメージ的にはこんな感じになるのです。
この方法、凄くうまくいっているんですよ。
なぜなら、並びながら走った車の後方車が、すんなり入れてくるからなんです。
それは、人間の心理として、前方に走っている車が、横にずれようが、後方車は初めからあなたの後方にいたので、位置的関係(力関係?)は変わってないからなんです。
あなたは、最初から前を走っていたので、後方車は、あなたに抜かれた訳ではないので、ムカつく必要がないのです。
面白いでしょ?
でも、これ本当ですよ!
私は、この方法で100%成功していますからね。
ってか、もう車が混雑している状態では、この方法しか使っていませんから。
いや、別に混雑している時でも、1~3の方法で、十分に成功しているよ!
って方は、どうぞこのままその方法で、車線変更してください。
ただですね、一般的に言われているのが、車線変更する際に、加速して追い抜けとか、十分なスペースを確認してから車線変更だとか。
それって、実用的ではなかったのですよ、私の場合。
それは、通用しませんでしたからね!
車線変更で減速するな!
とか言われそうですが・・・。
そりゃ急ブレーキはダメでしょうけど、穏やかな減速で流れを壊さずスムーズな車線変更だったら、いいんじゃないですかね?
そりゃ、ちょっと割り込みに近い形の時もありますよ。
だけどね、現実問題、混雑している時間帯とか、多少は強引にいかないと、車線変更できないんですよ!
でも、この方法で怒りをくらった事はありませんからね。
ほんと、心理学さまさまですよ。
車線変更に戸惑っている方。
特に混雑している状況での運転を余儀なくされている方は、心理学を応用した、<車線変更の方法:その4>を試してね!
穏やかな減速で、隣の車の後ろに入り込む。
これぞ、戦わずして勝つ!
後続車の怒りを食らわずに、平和に華麗に車線変更しましょうね!
<補足>
但し、高速で合流する時は、加速して合流して下さいね。(笑)