私は、3か月前、前歯にジルコニアインプラントを埋入しました。
しかし、骨結合がされていない事が確認されましたので、インプラントを除去したのです。
そして、インプラントを除去して2週間後にドクターを訪れた時に、衝撃の事実を伝えられました。
<更新情報>
今迄のインプラントの体験から、良い歯科医の選び方をまとめてみました。
お急ぎの方は、こちらをお読みください。
インプラント施術前に、骨結合に失敗した場合の骨造成の費用を確認しよう。
最初は、インプラントを除去したら、その3か月後に再度インプラントを埋入する予定でした。
そして、ジルコニアインプラントが骨結合しなかったので、今度は普通のチタンのインプラントで再埋入する事になっていたのです。
なぜなら、奥歯のチタンインプラントは問題なく成功しているからです。
とにかく、インプラント除去後の傷口を確認した際に言われたのが
骨の量が足りないから、骨造成をする必要がある。2か月後に骨造成の手術をして、その3か月後にインプラントを埋入しよう。!
との事でした。
という事は、私は今後、5か月以上は入れ歯で過ごさなければならないのです!
OMG!!(おーまいごっと)
ここで、醜い状態をさらします。
★インプラントを除去した状態
消失している歯の、歯茎の部分に注目です。
隣の前歯の歯茎のラインと比べて、大分上がっていますよね?
これは、除去したら、こうなってしまったのです。(泣)
★前歯1本の入れ歯です
ああ==、もう気分は80歳です。
この入れ歯が、本当に気持ち悪いんですよ。
私は、喰いしばり防止の為のマウスピースも気持ち悪くて、超ストレスだったので、強制的に咬筋の力を弱める為に、エラボトックスを施術したほどです。
(エラボトックスは小顔にもなるし、喰いしばりや顎関節症で悩んでる方に、おススメですよ!)
しかし、骨造成が必要と言う事は、最初から骨が足りなかったのですか?
と尋ねたら、これまた衝撃的な事実を言われました。
インプラントを除去した為に、骨の量が足りなくなった。だから最初は足りていたのだけど、残念ながらこれは起こりうるリスクなんですよ。
あ、そうですか。。。。。
と、ここまで聞くと、私のドクターの腕が悪いのかと思われてしまいますが、彼は経験豊富で有名な顔面外科医謙インプラント専門医なので、腕は確かだと思います。
つまり、骨結合しないという事象は、ある一定の確率で起こるもので、これは経験があって腕の良いドクターでも起こり得るという事です。
この経験を踏まえて、皆さんにお伝えしたいのは、事前にインプラントが骨結合しなかった場合の対応について確認しておくことです!
―費用が余分にかかるのか?
―インプラントを除去する事になった場合に、入れ歯代がかかるのか?
―骨造成をする必要があるなら、その費用は?
―期間は?(スケジュールの確認)
―再埋入をする時は、違う材質のインプラントを使うのか?
(同じチタンでも、種類があります。メーカーのページで確認できますよ。)
こんな感じでしょうかね。
私の場合は、インプラント再埋入の費用はかかりませんが、入れ歯代を取られました。
また、ジルコニアインプラントはチタンよりも高いのですが、差額分は返還されませんでした。
まあ、これはしょうがないですね。
病院である手術をして、再手術が必要になったとしても、全額払いますしね。
この辺りを確認しておかないと、もしもの場合に揉める事になるかもしれないので、確認しておきましょう!
しかし、入れ歯で5か月って、かなり憂鬱です。
入れ歯をしたまま食べられない事はないのですが、かなり心地悪いです。
今回の前歯は、固いモノを噛んだ時に根本から割れてしまったのでしょうがないですが、歯を健康な状態に保ち、これ以上インプラントを増やさないようにしようと改めて心に誓ったのでした。
奥歯のインプラントは、根管治療の失敗によるものだったのですが、今から考えれば、もっと早くに保険診療外の根管治療専門医に行っていれば、治せた可能性もあったんですよね。
それをヘミセクションにしたので、寿命が縮まったような気がするのですが。
でも、膿が顎の骨を溶かしてので、難しかったかもしれませんけどね。
歯の根の不具合で、インプラントを考えている方は、一度、根管治療専門医に相談してみて下さいね。
私の場合は、ヘミセクションをしてしまった後で、この可能性に気が付いたのです。
根管治療医の費用も高いですが、(恐らく20-30万位)インプラントはもっと高いですから。
そして、インプラントは顎の骨に穴をあけるので、体にかかる負担とリスクも高くなります。
私のように失敗する事もありますからね。
インプラントは、どんな名医でも100%の成功ではないのです。
(私のドクターもほぼ100%に近い成功率だったようですが)
しかし、ブリッジにするなら、インプラントの方が個人的には好きです。
なぜなら、ブリッジだと、1本の歯がダメになると、総取り換えしないといけないからです。
そして、両隣の健康な歯にも影響を与えるからです。
私は、右上奥歯3本がブリッジなのですが、それは永久歯が1本生えてこなかったからです。(先天性欠損)
両隣の歯は丈夫だったのですが、健康な2本の両隣の歯の神経を抜かれ、3本のブリッジを作りました。
20年以上前の事なので、その時はこういうものだと思っていました。
しかし、今だったらインプラントにしていますし、また、ブリッジにするにしても、他の歯科医にセカンドオピニオンで、神経を抜かないでブリッジに出来ないか相談するでしょうね。
まあでも、奥歯のインプラントは本当に調子が良いので、気に入ってますよ!
では次は、2か月後位に骨造成のレポートをしますね!