私は、31歳の時にオーストラリアのシドニーでワーキングホリデーをしました。
いわゆる、ギリホリって奴ですね。(年齢制限ギリギリ)
この時は、30歳の後半にワーキングホリデービザを取得し、殆ど31歳の時に出発しました。
なぜ、ワーホリ先をオーストラリアにしたかというと、その時に今の夫と付き合っていて、もし彼の国に住めないと思ったら、この先に結婚は考えられないので、早目に判断したいと思ったからです。
(今の夫と聞くと、何回も結婚しているように聞こえますが、一応、初婚で、まだ離婚していません。(笑)
そして、夫が日本で働いている間に、私が1人でワーホリに行きました。
これは正解でしたね。
夫と一緒だったら、あまり意味はなかったでしょう。
1人で、どれだけできるのか、試したかったからです。
さて、30歳前後だと、ワーキングホリデーを迷っている方もいるかと思います。
私は、今から16年前に行きましたが(ヤバイ、年齢がモロバレじゃん!)、その時でも、いわゆるギリホリの方は、大勢いましたよ!
今の方が、ギリホリは、むしろ多いのではないでしょうか?
30歳前後のギリホリの方は、目的をしっかりともっている方が多いので、むしろお若い方よりもワーホリ成功する方が多いと思いますよ。
ワーキングホリデーは、オージーオーナーの元で働くと時給が良い?
さて、本題に入ります。
まず、なぜ、オージーオーナーの元で働いた方が良いのか?
そればズバリ、時給が高いからです。
日本人オーナーのジャパレスは、とっても安いです。
たまに、それって違法なのでは?というような低賃金もありますからね。
オージーオーナーだと、最低賃金は守られていると思います。
しかし、殆どのワーキングホリデーメーカーは、英語が苦手です。
はい、私も英語の発音は酷かったです。
今でもRとLの発音を明確に聞き分けられませんし、発音する時にも言い分けられませんしね。
よく娘から、発音の指摘を受けます(笑)
それでも、オージーオーナーの元で働く事ができました。
その秘訣をお伝えしますね。
私が、実際にオージーオーナーの元で働くに至った経緯。
まずは、履歴書を用意しましょう。
勿論、英文履歴書ですよ(笑)
私は、会社員をしていましたが、それも当然書きました。
そして、会社員をする前の大学時代に、レストランで働いた事も書きました。
現地で働いた事がなくても、日本のレストランで働いた事があるのですから、これは立派な職歴です。
そして、仕事の探し方ですが、日系の情報誌ではまず見つかりません。
わざわざ、日本語でアルバイトを募集する必要がありませんからね。
私は、新聞の求人欄で見つけました。
(今だったら、ウェブ求人でしょうかね。当時はネットが普及してなかったので)
あと、履歴書を持ち歩きながら、フラッと立ち寄って、バイトが必要じゃないか聞いてみるのもいいですよ。
案外、この作戦でバイトをゲットしている方もいますからね。
働いたのは、シドニーの有名大学の中にある、日本食カフェでした。
(このレストランが今もまだあるのか、またオーナーが同じ人なのかは不明です。オーナーは、結構変わるので)
そこには、Asian preferred (アジア人求む)とあったのです。
恐らく、今だったら、この広告は人種差別につながるので、アウトかもしれません。
まあ、当時はセーフだったんですよ(笑)
これだ!
と思い、早速つたない英語で電話をかけると、明日履歴書をもって面接に来て。との事でした。
早速、面接に行き、オーナーと話をしました。
実は、この面接の2日前に高級日本食レストラン(日本人オーナー)にも面接に行き、来週から働く予定になっていました。
しかし、このオージーオーナーの方が、時給が断然高かったので、日本人オーナーの方は断りました。
参考までに、当時のトーイックの点数は、750点位でした。
(帰国前に、現地で880点を取得し、帰国後は英文事務の仕事をゲットしました。その後でトーイック895点を取ってからは、受けていません。)
まあ、トーイックの点数って、会話においては、さほど役に立ちませんけどね。
しかも750点って、日本ではまあまあかもしれませんが、現地では最低ラインですかね。
聞き取りは得意でしたが、話すのは苦手でしたね。
しかし、発音は悪いですが、文法はしっかりしていたので、私の英語をオーナーの方も理解できたようです。
(これは、ある意味トーイックの勉強のおかげか?文法は点数稼ぎが出来るので、しっかり勉強したので)
日本人は、私1人だけでしたが、日本食カフェなので、そこはラッキーでした。
なんか日本人がいる方が、日本食な雰囲気が出るしね。
他の方達は、大学生だったので、授業の合間に働いていました。
そして、そのレストランは、日払いで現金手渡しだったのです。
なんと、驚いた事に、お客が入って儲かった時は、それをバイトに還元してくれたのです!
ですから、20‐30ドル余計に多く貰った時もありましたね。
実は、当時の時給は、たったの9ドルだったのですよ!
オーストラリアのインフレが進む前でしたからね。
(今だったら、時給は2倍以上でしょうね)
しかし、前述の日本人オーナーのレストランは、たったの7ドルでしたからね。
ともかく、大入りの時は、2,3時間分の時給をボーナスとして余計に貰えてた訳ですから、結構おいしかったですね!
しかも、休憩中の食事は食べ放題で、飲み物も好きなのを飲んでよし!
日本人オーナーだと、食事代を取られるところも多いですから。
これは、毎日の事なので、大きいですよ。
暫くして、違うアジア人女性が、バイトで入ってきました。
その子は、発音がとても良かったです。
しかし、3日後に解雇されてしまいました。
オーナーになぜ解雇したのか理由を聞いたら、私の言う事を理解できないから。
との事でした。
同じことを2回も3回も言うのは、時間の無駄になる。との事でした。
因みに私は、発音やアクセントがあるので、会話は良くないが、オーナーの言った事は1度で理解できるので、あなたの方が良い。との事だったのです。
まあ、お店でのお客のやりとりなんて、決まってますからね。
何か問題があれば、オーナーを呼べばいいし。
(オーナーはいつも店内にいる)
それならば、店の内部でのやり取りがスムーズに行く方がよいのでしょうね。
―英語ができて、対人関係が得意なら、オージーオーナーの元に面接に行こう。
―英会話が苦手でも、聞き取りに自信があるなら、これまたダメ元でやってみる価値あり。
―ギリホリの人は、日本での職歴をアピールしよう。
大学や高校の時に、レストランで働いた事があるのなら、それを書いておく。
会社に何年か勤めていたら、それも信用に繋がるよ。
ーアジア系のレストランや、アジア系の仕事でもオーナーがオージーの所もあり、そこが狙い目だったりするよ。