この度、海外在住の我が子が、日本語学校に入学し、1年生になりました。
この学校は、土曜日の午前中しかないのですが、日本の教科書に沿って授業を進めます。
その為、入学前にひらがなが出来てないと、厳しいとの事でした。
娘は、アイパッドでひらがなのなぞり書きをしていました。
しかし、どうやらそれは、お絵描きの延長のようなモノになっていたのです。
つまり、文字として認識していなかったようなのです。
日本語学校の校長先生は、長年海外で日本語を教えている方で、アドバイスを頂きました。
―デジタルでなく、アナログの媒体を使う
(アイパッドやコンピューターよりは、本やドリルを使い紙に書く方が覚える)
―絵本の読み聞かせ
―まずは読む事に重点を置く
例えば、お風呂場や遊び部屋に、ひらがな表をはり、字に慣らさせる。指差しして聞く。
―かるたを使い、遊びながら覚えさせる。
―ひらがなを覚えるのは楽しいという風にもっていく。
(褒めまくるのも効果的)
上記なのですが、その中でもやった事がなかったのは、かるたでした。
また、ひらがなのアイパッドはやりましたが、楽しかったかは疑問です。
かるたか~。
確かに、遊びがないと、子供は嫌になっちゃうよね。
と思い、どんなカルタがあるのか調べてみました。
最初は、ことわざカルタとか、いろはカルタとかいいなと思いました。
しかし、これ、面白くはないですよね?
ことわざやいろはを覚えさせるのにはいいですが、遊びというよりは学習になってしまうのです。
そして、色々調べて購入したのが、このドラえもんカルタです。
娘は、ドラえもんの日本語DVDを見ていたので、キャラクターを知っていました。
ですので、これなら遊びながら覚えられると思ったのです。
そして、ドラえもんかるたは、期待以上の結果となりました!
ドラえもん おべんきょうかるた 楽しくおぼえる ひらがな カタカナ ([かるた])
幼児のひらがな勉強のおもちゃは、ドラえもんカルタをおすすめする理由4つ
- 裏面にひらがなが一文字づつ大きく書いてあるので、フラッシュカードとして使える
- カタカナの札もあり、上記同様フラッシュカードとして使える
- キャラクターの絵札なので、遊び感覚でできる
- 読み上げ分が、ドラえもんに基づいているので、ドラえもん好きには激押し
特に、カタカナも出来るのが素晴らしいです!
これだけで、他のカルタよりも一歩リードですね。
やはり、ひらがなの次は、カタカナを覚えなくてはいけませんからね。
それでは実際に、娘がどのようにして、にひらがなを覚えたかを具体的に説明します。
★あかさたなの順に1日1行づつ覚える
1.あいうえお を一文字づつ読む(一文字づつ書いてある札)
2.あいうえお の5枚のカードを順不同でフラッシュカードにして読む
(全て間違いなく答えられるまで続ける。また、間違えた字は5回言う。)
3.あいうえお だけで、カルタをする(絵札)
4.あいうえお の順に、札を見ながら5回づつ書く
5.あいうえお の順に、何も見ないで書く
6.順不同で、書いてみる
7.あいうえお だけのカードで、言葉を作ってみる
あい(愛)、うえ(上)、いえ(家、言え)、あお(青)など、遊びながら。
8.最後に、あいうえお だけでカルタをする(絵札)
これが全て出来たら、次の行に進みますが、前日の行の復習も加えていきます。
★かきくけこ以降の手順
まずは、昨日やった復習として、あいうえお を順不同でフラッシュカードをします。
(答えられなかった字は、5回書きます)
↓
上述のあいうえお を覚えた手順で、かきくけこもします
↓
2番、7番、8番を今度は、かきくけこ に あいうえおも加えて行います
さしすせそ以降も、同様に行います。
これを繰り返し行い、ん。まで辿りつくまでリピートします。
★欲張らずに、一日1行づつがおすすめです。
ん まで終わったら、今度は濁音をやります。
濁音は、カルタに入っていませんが、ひらがな表や練習帳を見ながら行います。
娘の場合は、濁音やぴゃぴゅぴょ、そして小さい“っ”や伸ばす音“-”が入ると、混乱しました。
例えば、下記のような言葉ですが、練習して覚えました。
ぽっぷこーん
とらんぺっと
くらっかー
ちゅっぱちゃっぷす
ぎゅうにゅう
尚、字を書くのが、特に嫌いなおこさんは、まずは読めるだけでいいと思います。
そして、カルタ遊びをもっと多く取り入れたり。
私の場合は、娘と競争しました。
私が1回読み上げる前に札を取れなければ、ママが本気で取りに行くと。
そして、数を競うのですが、ママに取られる前に取らなくてはという緊張感が生まれます。
その事により、真剣になりました。
(しかし、じっくり考えたいお子さんの場合は、この方法は良くないかもしれません。)
お子さんの性格に応じて、学習の方法を変えてみて下さいね。
案外、親の思っていた性格と違う面を見る事もできるかもしれません。
普段は、おっとりとした性格なのだが、カルタとりになると、目の色が変わるとか(笑)
子供って、面白いですよね^^
遊びながら、学習ができ、親子のスキンシップも図れますので、激押しです!