オーストラリアで障碍者介護士の資格勉強中。忘備録

オーストラリアで障碍者福祉の求人が激増する理由とは?ワーキングホリデービザで働ける?

私は、オーストラリアに住んでおり、長男が知的障碍者です。

このたび、障碍者のケアをする人(ケアラーと呼びます)をサポートする団体が、ケアラーに対し、障碍者福祉の資格を取るコースを設けました。

普通なら、2,500~3,000ドル近くするコースが、十分の一以下(いや、二十分の一か?正確な数字は伏せます)で受講できるというので、お得すぎるし、自分の勉強にもなるので、参加する事にしたのです。

なぜ、こんなに安いかというと、政府が援助しているからです。

では、なぜ政府が援助するのかというと、オーストラリアではNDIS(National Disability Insurance Scheme…ナショナルディスアビリティインシュランススキーム)という、障碍者をサポートする制度が始まり、この制度を満たす為には、介護士が不足しているからです。

私は、日本で介護士の友人がいるのですが、その友人と話してみた所、日本の介護士とは少し違うようです。

このコースでは、基本的に障碍者の方に対するサポートであり、老人サポートは含まれていません。

日本の介護士の方が取得は簡単なようです。

なぜなら、オーストラリアのこのコースは、実地が120時間もあるからです。

それに加えて、授業が180時間位ありますので。

これが非常に面倒臭いです。

しかし、落とす為のモノではなく、受からせる為のモノって感じなので、レポートを提出していれば大丈夫です。
そのレポートも再提出できますし、ぶっちゃけ間違ってたら何回でも再提出すればいいので(笑)

ワーキングホリデービザで、介護業界で働ける?ボランティアはどう?

さて、実は、障碍者のサポートワーカーとして、資格がなくても働ける場合があります。

私のコースの方達は、まだ資格を取得していませんが、既にサポートワーカーとして働いています。

資格を取ると、少し賃金も良くなるようで、また、カジュアルワーカーではなく、レギュラーとして働けるようになるという事です。

では、ワーキングホリデービザだとどうなのか?

この場合、英語がある程度話せないと、話になりません。

しかし、ある程度英語が話せて、そして日本で介護職の経験者であれば、その経験を履歴書でアピールし、カジュアルワーカーとして採用される場合もあります。

実際に、日本人で障碍者介護の仕事をしていた方が、その仕事をゲットしてますので。

これは非常におすすめですね。

日本食レストランで働くと、オージーの相場の時給よりも低いですが、この仕事だと現地人と同じ時給が貰えますので。

地域にもよりますが、25ドル以上だと思います。(やはり都心部が高いです)

ただ、気を付けなければいけないのが、日本の介護士だと、利用者の爪切りができますが、オーストラリアだと出来ません。

それは、医療従事者(看護師、医師、ポダイアトリストという足専門医師、他)の仕事になるからです。

このように、仕事の範疇の違いがありますので、マネージャーに細かく確認した方がよいですね。

また、そこまで英語ができない。という方は、ボランティアがおすすめです。

ボランティアなら、語学学校に通わずに生の英語に触れられますし、タダ働きなので、厳しくないですから。

以前、病院とかデイケアにいる“お年寄り相手の話し相手をする”というボランティア募集を見た事があります。

また、OPショップと言って、非営利団体が運営する中古ショップ(洋服が多い)があるのですが、そこでのボランティアもおすすめですね。

語学学校だと、英語を学んでいる人しかいませんので、他の生徒は当然、英語ネイティブではないので、発音やスピードも違います。

ですから、生の英語に触れて、耳を慣らす事がおすすめですね。

その為には、自分から英語ネイティブに飛び込んでいかなくてはならないのです。

このレベルだと、オージーオーナーに雇って貰えないので、(オージーオーナーの方が、時給が高い場合が殆どです)しかも語学学校に通うお金がない方には、一押しの英語学習法ですね。

<おおまかな忘備録>

―コミュニケーションの取り方
特に英語を母国語としない人達に対してなど
様々な人種や言語、宗教や異なる風習、文化を持つ人が住むオーストラリアでは、その違いをリスペクトし、差別してはならない。

―組織内でのコミュニケーション

―利用者の爪は切れない。爪切りは、医療従事者の範疇になる

ー利用者のプライバシーを重視し、家族に何かを伝える場合は、その同意を得る。

―利用者のプライバシーを守りつつ、必要なサービスを見極め、他団体との連携を図る。

ー利用者のプライバシーに関する事を、他人に話さない。

―翻訳が必要な場合は、利用者の家族に依頼すべきではない。
なぜなら、自分たちの都合良く解釈する場合があるからだ。良い情報も悪い情報も伝える必要があるので、翻訳会社や政府の翻訳サービスなどを利用する。

―危険をおかす権利
例えば、利用者が自転車に乗りたい場合、その利用者は自転車に乗るのにサポートが必要とされている。転んだりして危険なのだが、それを承知で乗りたい場合は、止める事はできない。

―利用者の意志を尊重し、強制してはならない。

―児童虐待(Child abuse)などが疑われる場合は、マネージャーに相談する。

なるほどね。と思ったのが、プライバシーの尊重の場面での違い。
ケーススタディでは、障害のある男性が違法薬物をやっているという設定。

これに対して、模範解答は、

医師や、薬物リハビリテーションセンター、カウンセラーなどと連携を図る。

という事でした。
個人のプライバシーに関わる事なので、警察に通報してはいけないという事です。
違法なのですが、日本よりも厳しくないですね、この辺りは。
日本だったら、通報となるかと思いますが。

また、この事を家族に話すと伝える。マネージャーに話すと、利用者に伝える事です。
ダメだと拒否するかもしれませんが。
拒否されても、この場合は、伝えていいようです。
(でも、それって、同意を得た事になってないよね?ってツッコミはなしで!)

どこまでが、プライバシーの尊重になるのか、線引きが難しいので、マネージャーに何でも報告する事ですね。

<追伸:1>

この記事の続きの回は、こちらです。

成人している障碍者の男女に、親は恋愛を辞めさせる事ができない?グループホームの事例から。
<追伸:2>

障碍者介護士の資格をとりました。
持っていて損はない資格なので、おススメですよ。

オーストラリアで障碍者介護士の資格を取得。オージーと同じ時給が貰えるし、短時間のパートもOK. ジャパレス労働から抜け出したい人、永住者の主婦におススメだよ。