私は、20年近く前に、カラオケボックスで未成年にバッグを盗まれました。
かなり前の話ですが、今でもやる事は同じなので、参考にして頂けたら幸いです。
最後のまとめに、やる事をリストアップしましたので、お時間がない方は、そちらをご覧下さい。
バッグを盗まれた時は、何をする?
バッグを盗まれたり、紛失したりすると、本当に大変ですよね。
特に、1人暮らしの女性にとっては、怖いですよね。
なんせ、バッグに部屋の鍵が入っているのですから。
という事で、まずは部屋の鍵を変える事です。
カギを使われて、更にモノを盗まれたりしたら、たまりませんからね。
さて、私の場合ですが、同じ駅の友人と会社帰りに、駅前のカラオケボックスで歌っていました。
深夜12時近くだったと思います。
隣の部屋の高校生と思われる4人組の男の子達が、一緒に歌わないかと誘ってきたのです。
奢らさせられたら嫌だなあ。
しかも、絶対に高校生でしょ?
と思い、無視していました。
しかし、しつこく誘ってくるのです。
面倒臭いと思い、あからさまに嫌な顔をして、無視をし続けました。
その時です。
本当に、あっという間の出来事でした。
扉を開けたかと思うと、サッと、私のバッグを椅子の上から取って、走りだしたのです。
私は部屋の奥にいて、バッグは扉の付近に置いていたのでした。
泥棒!
と、大声を出して追いかけましたが、猛ダッシュで逃げられました。
その後すぐに、カラオケボックスの近くの交番に行き、事情を説明しました。
その時に、盗難届も出しました。
私の場合は、大家さんが同じビルに住んでいたので、深夜でしたがベルを鳴らし、部屋の鍵を開けてもらいました。
そして、直に鍵屋さんを呼んで、カギを変えて貰いました。
その際に、自分の分を2つと、大家さんと不動産屋さんに渡すスペアキーを1つづつで、4つを作成しました。
また、銀行に連絡を入れて、キャッシュカードが盗まれた事を伝え、再発行手続きをしました。
そしてクレジットカードも止めて、再発行手続きをしました。
キャッシュカードやデビットカード系を先に止める。クレジットは保険がきくよ
私がやった事は、下記の順ですが、とにかく、キャッシュカード系は直ちに止めましょう。
- 盗難届を出す
- カギを変える
- 銀行にキャッシュカード盗難の連絡と、再発行手続き
- クレジットカードを止めて、再発行手続き
- 運転免許証の盗難連絡と、再発行手続き
(ご注意)私がやったのは、この順番でしたが、それは交番がカラオケボックスのすぐ近くにあったからです。交番や警察署が遠い場合は、届け出は後回しにしたでしょうね。
また、今だったら当然、携帯を止める事も、真っ先に入ってきますね。
お財布ケータイとか、スイカも直に止めましょう。
当時は、携帯はまだ、そんなに多くの人が持っていなかったのです。
通話料金もメッチャ高かったですしね。(遥か昔の話ですね)
クレジットカードよりは、キャッシュカード系を先に止めた方がいいですね。
クレジットカードは、盗難されて使われても、保険でカバーする事も出来ますので。
現金よりも、クレジットカードの方が安全です。
因みに、私は過去に2回、クレジットカード番号が盗まれて、30万円以上を使われましたが、全て保険でカバーされました。
さて、実は、私は自分で犯人特定に成功したのですが、警察は犯人を捕まえてくれませんでした。
あの日、交番に届け出た後で、おまわりさん達が近所を捜索してくれたのですが、少年達は見つかりませんでした。
そして、翌日に友人と一緒に例のカラオケボックスに行ってみました。
何か、手掛かりがあるのではないかと思ったのです。
事情を説明し、カラオケボックスの利用者名簿を確認させてもらいました。
そこには、代表者の少年の名前と電話番号があったのです。
まさか、本当の電話番号じゃないだろうと思ったのですが、試しに電話してみました。
すると・・・・・・
本人が出ました(爆)
私は、自分のバッグを返して欲しいとお願いしました。
しかし、少年が言うには、彼は被害者だというのです。
他の少年達に脅されて、無理やりやらされて、バッグはその少年達が取ったから知らないと。
その一連のやり取りを、本署の刑事さんに話しました。
刑事さんは、その少年達の事を知っていました。
彼らは、既に高校を中退しているから、退学を恐れる事はない。怖いモノなしだと。
しかし、親に弁償するように掛け合ってみるとの事で、後日、連絡を頂ける事になっていました。
二週間たっても何の連絡もないので、こちらから刑事さんに連絡すると、以前とは話が違っていました。
なんでも、少年事件は難しいから、解決するのは期待しない方が良いと言われたのです。
親に弁償させるという話は、どうなったのか尋ねると、一言、難しい。と。
私は、犯人を特定できたのに、泣き寝入りをするしかなかったのです。
1人暮らしでしたし、相手が少年4人だったので報復が怖くて、それ以上は何もしませんでした。
しかし、これを教訓として、それ以降は、バッグは自分の近くに置いています。
当り前の事なのですが、気が付くのが遅すぎましたね。
結構、自分ではしっかりしていると思っているが、実は、抜けているというのが身に沁みた事件でした。